このたび、一般社団法人サイバニクス複合治療学会(Association for Cybernics-Combined Biotherapeutics、ACCB)を設立いたしました。

設立の背景

薬物療法、遺伝子・核酸治療、細胞療法、超音波・磁気治療など、疾患の原因や病態そのものに働きかける治療は、近年急速に発展してきました。一方で、これらの治療だけでは、失われた身体機能や認知機能を十分に回復させることは難しいことも分かってきています。

そこで私たちは、疾患修飾療法などの生物学的治療と、人の随意意思・身体・機器・環境の相互作用を通して学習と適応を促すサイバニクス治療を組み合わせる「サイバニクス複合治療」という考え方を発展させてきました。人に本来備わる自律的な適応能力や成長発達能力を引き出し、その人自身が再び環境に働きかけ、学び、変化していくことを支える——そうした治療法の実現を目指しています。

学会の目的

本学会は、複合治療法の開発と安全性・有効性の検証、アウトカム評価法やデータ解析基盤の構築、多職種連携、診療ガイドラインの策定や社会実装に向けた研究を進めるとともに、学術大会、教育・研修、国内外の学術交流、研究相談、共同研究・多施設研究の支援を行います。

医学、医療、生命科学、工学、ロボティクス、情報科学、人工知能、データサイエンス、人文・社会科学など、異なる専門性を持つ方々が領域や組織の枠を越えて出会い、情報を共有し、新しい研究を相談し、共同して検証する——そうした学際的・国際的な研究基盤となることを目指しています。

概要

名称一般社団法人サイバニクス複合治療学会(Association for Cybernics-Combined Biotherapeutics: ACCB)
設立日2026年4月28日
代表理事中島 孝(独立行政法人国立病院機構新潟病院 名誉院長)
主たる事務所の場所新潟県柏崎市
FAX番号0257-41-6617
お問い合わせ【学会お問い合わせフォーム】

代表理事より

サイバニクス複合治療学は、まだ完成された学問ではありません。だからこそ、多くの分野の皆様にこの新しい領域へ参加していただき、ともに問いを立て、新しい治療、新しい評価方法、新しい社会との関係を創り出していただきたいと思います。
一人ひとりの人が、病気や障害があっても、自ら世界へ働きかけ、世界から感じ取り、学び、変化しながら、その人自身の人生を歩み続けることのできる世界へ進んでいければと考えています。

一般社団法人サイバニクス複合治療学会 代表理事 中島 孝

[代表理事挨拶 全文はこちら]

今後の予定

本学会の理念や目的にご賛同いただける多くの方々のご参加をお待ちしております。
設立を記念し、来る2026年11月14日には設立記念シンポジウムを開催いたします。

ご入会をご検討いただける方は、あわせて、入会案内のページをご覧ください。